くま 目の下のくま 涙袋Dark under-eye circles, Eye bags
睡眠不足・疲労・ストレスによるうっ血などで、目の下に血液が溜まって黒ずみ、皮膚にメラニン色素が残った状態をクマといいます。
人間の皮膚の色は、メラニン、カロチン、酸化ヘモグロビン、還元ヘモグロビンの主に4種類が関係していると考えられており、目の下にできるクマには、大きくわけて、以下のように青クマ・茶クマ・黒クマの3種類があります。
目の下にクマがあると顔全体の印象を暗くし、疲れているような老けた印象を与えてしまいます。
まずはクマの原因が何かを診察し、症状に合った治療法をご提案させていただきます。
1.青クマ
青クマは目のまわりの血行不良により、毛細血管が透けてみえている状態です。
主にパソコンやスマホを長時間使用して目を酷使することや、寝不足、疲れ、運動不足などによって生じるといわれています。
目尻を下に引っ張ったとき、クマの色が少し薄くなった場合、青クマの可能性が高いです。
改善方法
保温や目の休息が効果的です。
血流改善のためには、ホットタオルやアイマスクをのせて目元をゆっくりと温めることが効果的です。
または目元にクリームなどを使用して、こすりすぎないよう注意し優しくマッサージなどを行ってください。
適度な運動を心がけ、栄養バランスの整った食事や睡眠もしっかりとり、生活習慣の改善も心がけましょう。
2.茶クマ
茶クマは、色素沈着によって茶色くくすんで見えている状態です。
原因は目の下に溜まったメラニン色素の沈着です。
目のまわりの皮膚の表皮は0.02mmと他の部位と比較しても非常に薄いため、刺激や紫外線、乾燥に弱いといわれています。
そのため目をこすったりメイクの加減で摩擦が起こったりするのも茶クマの原因となります。
目尻を下に引っ張ったとき、皮膚と一緒にクマが移動した場合には茶クマの可能性が高いです。
改善方法
まずは保湿をしっかりと行い、紫外線対策にも心がけてください。
また美白に効果的とされる化粧品を使用することも重要です。
メラニンの生成を抑えるとされるビタミンC誘導体やトラネキサム酸を含んでいる化粧品も存在するため、成分表示をよく確認して購入するとよいでしょう。
また目もとへの皮膚への刺激に注意してください。
目元の皮膚は他の部位と比較して非常に薄く、外部からの刺激を受けやすいと考えられます。
クレンジングの際に汚れを落とそうと強くこすっていたり、日頃から目をこする癖があったりする場合は目元の負担が増えている可能性があります。
3.黒くま(たるみ・くぼみ)
黒クマは、目の下のたるみ・くぼみなどにより目の下に影ができ、黒っぽく見えている状態です。
黒クマは主に加齢によって目のまわりの眼輪筋などの筋力が低下し、コラーゲンの減少などで肌のハリが失われることにより生じると考えられています。
目の下にふくらみがある場合、皮膚のたるんでいる部分が影のようになり、黒クマが目立ちやすいことも特徴です。
顔を上に向け、顔の正面に鏡をもってきたときにクマが薄くなる、または消える場合には黒クマの可能性が高いです。
目の下の痩せてしまった部分をふっくらとさせることによって解消することができます。
改善方法
まずは十分な保湿に心がけてください。
目の下の皮膚は非常に薄いため刺激に弱く、皮脂腺も少ないため、乾燥しやすいとされています。
そのため、目のまわりはヒアルロン酸やセラミドなどが配合されているアイクリームで保湿することがより効果的です。
また目の周囲の筋肉を鍛えることが効果的です。
眼窩脂肪を支えている眼輪筋のトレーニングやマッサージをすることは、むくみの解消につながり、黒クマの改善が期待できます。
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