形成外科・皮膚科のお知らせ・更新情報News & Topics
- 2024/09/25 令和6年度 【季節性 高齢者インフルエンザ予防接種】費用助成についてのお知らせ
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茨木市では、高齢者のインフルエンザの感染予防や、かかった場合の症状の軽減を図るため、予防接種を行なっております。
今年も、以下の方を対象に助成が行われることとなりました。接種を希望される方は、当院へご相談ください。
当院は、茨木市予防接種委託医療機関に指定されております。
1.事業名
令和6年度季節性高齢者インフルエンザ予防接種
2.対象者
接種時において①または②の条件を満たす人
①満65歳以上の茨木市民
②満60歳上65歳未満の市民で、心臓、じん臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活が極度に制限される程度の障害を有する人、及び、
ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する人
(ただし、これらに該当する身体障害者手帳(1級)が必要です。)
2.接種期間
令和6年10月1日から令和6年12月31日まで
3.接種回数
1回
3.接種費用
1,500円 ただし下記(1)・(2)に該当する方は無料
(1)生活保護受給世帯
(2)中国残留邦人などの円滑な帰国の促進、及び永住帰国後の自立支援の給付対象者
*いずれも、茨木市以外の接種場所にて無料で接種を希望する場合は、問い合わせ先への申請が必要となります。
⚫︎次の場合は、定期接種対象者でも任意接種(接種費用が全て自己負担)となりますので、ご注意ください。
・定期接種実施期間(令和6年10月1日~12月31日)以外での接種
・定期接種期間内で、2回目以降の接種
なお、定期接種対象者に該当しない方で接種を希望される場合は任意接種となります。
詳しくは下記をご確認ください。
→ 令和6年度(2024年度)季節性高齢者インフルエンザ予防接種(茨木市HP)
⚫︎茨木市以外の医療機関で接種を希望される場合
茨木市以外で接種を希望される場合は、茨木市長から接種地の市区町村長等へ予防接種依頼書が必要となります。
ただし、次の北摂地域の市町では、依頼書が不要で茨木市の接種委託医療機関と同様の費用で接種することが可能です。
(北摂地域の医療機関)
⇨ 吹田市、高槻市、箕面市、摂津市、豊中市、池田市、島本町、豊能町、能勢町
→ 茨木市以外の医療機関で接種を希望する場合
- 2024/09/11 令和6年度 【インフルエンザワクチン接種開始】についてのお知らせ🏥
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今年も、いまだコロナ感染が治らずのまま・・・インフルエンザの流行の季節が近づいてきました。
1日でも早くワクチンを接種し、インフルエンザ感染時に重症化せぬよう、この冬に備えてください。
当院でも、10月1日より、インフルエンザワクチンの接種を開始致します。
(予約受付 開始日)
・9月17日(火)午後2時より予約受付開始(ワクチン数には限りがあります)
*ワクチンのご予約につきましては、必ずお電話でお願い申し上げます。
*電話受付時間 午後2時〜4時30分 の間のみとさせて頂きます
(接種開始日)
・10月1日(火)〜
(接種料金)
・一般 3,500円(税別)
・3歳〜13歳未満 1回目 3,500円(税別)/ 2回目 3,200円(税別)
(2〜4週間隔で2回の接種を推奨)
⚫︎なお、上記ワクチンの接種につきましては、事前にご予約頂いた方のみの対応とさせて頂きます。
⚫︎小児のワクチン接種につきましては、3歳以上からの対応とさせて頂きます。
→ インフルエンザ予防接種予診票2024ダウンロード(PDF)
→ ワクチン接種について詳細ページを見る
- 2024/07/05 ニキビ・しゅさ治療薬 イソトレチノイン【アクネトレント】治療
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ニキビ治療薬(アクネトレント)はイソトレチノインというビタミンAの一種で、皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用に優れているため、重症の炎症性にきびに対して効果があります。
海外では、にきび治療に必要不可欠な薬剤として認知されていますが、日本では厚生労働省の認可がおりてないため、保険が適応されません。
●アクネトレントとは
欧米では「ニキビ治療の切り札」とも言われており、個人差はありますが、1日1回、16~24週間ほどの内服で効果が期待できます。早い方では4~12週間で効果があらわれます。
しかし、強力な薬剤であるため、医師の指示の下、用法用量を守って使用していただくことが重要です。
処方希望の方は、必ず診察が必要となります。
また、処方の際には必ず血液検査が必要となります。
血液検査代 8,000円(税別)
(販売価格)
・アクネトレント 10mg
1錠 600円(税別)
1箱(30錠) 15,000円(税別)
・アクネトレント 20mg
1錠 800円(税別)
1箱(30錠) 19,000円(税別)
→ イソトレチノイン アクネレントついて詳細ページを見る
→ニキビ・ニキビ跡のページを見る
- 2024/06/12 アトピー性皮膚炎に対する最新治療薬【レブリキズマブ】(遺伝子組み換え)製剤について💉
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現在、アトピー性皮膚炎の治療においては、ここ数年革新的な進歩を遂げております。
数十年前に、ステロイド製剤が世の中に誕生した時に、様々な病気がステロイド製剤で劇的な改善が認められるようになりました。
現在もステロイドは様々な疾患に対して、使用されておりますが、副作用の問題も大きく、今もなおコントロールの難しい薬剤であると感じております。
そこで、近年、新しい治療薬として”JAK阻害剤” や”生物学的製剤”などが長年にわたる様々な研究者の努力の結果、世の中に登場してまいりました。
当院でも、従来の治療でも十分な改善が得られない患者様に対して、”生物学的製剤*(遺伝子組換え)”を併用した治療を行わせて頂き、ほぼほぼ全員の患者様に、劇的な改善が認められております。
*生物学的製剤とは:最先端の技術(バイオテクノロジー)によって、生物から産生されたタンパク質を有効成分とする薬です。体内のタンパク質を補うものや、病気の発症にかかわる物質を抑えることができます。生物学的製剤はタンパク質でできているため、口から飲むと、消化酵素の作用を受けて分解されてしまいます。そのため、現時点では飲み薬はなく、主に静脈内や皮下などに注射して投与します。
★今回、新たに、日本では4剤目に当たる、遺伝子組み換え製剤である「イブグリース”レブリキズマブ’」が発売されました。
この発売により、アトピー性皮膚炎患者様にとって、新たに、また治療の選択肢が増えたことは非常に喜ばしいことだと考えております。 当院においても、今まで以上に、患者様の状態にあった治療を選択し、ご提供できるようになったのではと確信しております。
⚫︎生物学的製剤(基本 皮下注射)
現在、以下の4剤が使用可能となっております。
・NEW レブリキズマブ(製品名 イブグリース 抗ヒトIL-13モノクローナル抗体)
2024年1月17日に承認され2024年5月31日に発売された生物学的製剤です。
→ イブグリーズについて動画を見る
(イブグリースの特徴)
*アトピー性皮膚炎の病態形成に中心的な役割を果たすIL-13に結合し、IL-13受容体複合体を介してシグナル伝達を阻害する生物学的製剤です。
導入期は初回・2週後に1回500mg、4週以降は1回250mgを2週間隔で投与します。4週(3回目)以降は患者さまの状態に応じて1回250mgを4週間隔で投与する事ができます。
*他の製剤と違い、状態によっては月1回の投与でも可能
・トラロキヌマブ(製品名 アドトラーザ 抗IL-13抗体)
→ アドトラーザについて詳細ページを見る
→ アドトラーザ患者向け小冊子(PDF)
・デュピルマブ(製品名 デュピクセント 抗IL-4/13受容体抗体)
→ デュピクセントについて詳細ページを見る
→ デュピクセント小冊子(PDF)
・ネモリズマブ(製品名 ミチーガ 抗IL-13受容体A抗体)
⚫︎JAK阻害剤(経口薬)
・バリシチニブ(製品名 オルミエント)
・ウバダシチニブ(製品名 リンヴォック)
・アブロシチニブ(製品名 サイバインコ)
現在、当院では、従来の治療に加え、それぞれの患者様の病状に応じて上記治療薬を選択・併用することにより、患者様皆様方にはより快適な日常生活を送って頂けるよう、最善の努力を行っております。
上記治療をご希望の患者様は、一度、ご来院頂き、治療に関する詳細をご説明させて頂きます。
→ アトピー性皮膚炎について詳細ページを見る
- 2024/06/12 60歳以上のRSウイルス感染症予防に【アレックスビー】ワクチンを🏥
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RSウイルス感染症?あまり聞き慣れないかとは思いますが、これはRSウイルスにより引き起こされる呼吸器感染症です。RSウイルスは2歳までにほぼ100%が感染し、生涯にわたって何度も感染と発症を繰り返します。
⚫️RSウイルス感染症の治療と予防
成人におけるRSウイルス感染症には、直接的な治療薬はありません。
・軽症の場合:解熱鎮痛薬、水分補給など
・重症の場合:必要に応じて酸素投与、輸液、呼吸器管理
→ RSウイルス感染症について詳細ページを見る
★アレックスビーとは?
RSウイルス感染症の発症や重症化を抑える目的で開発されたワクチンです。RSウイルスは乳児と高齢者、基礎疾患を持っている方では重症化し、肺炎を引き起こしてしまうこともあります。
日本では年間63,000人の入院、4,500人の院内死亡が推定されており、アメリカでは6~16万人が入院、6,000~10,000人が死亡していると推定されているとても厄介な感染症です。
⚫️接種対象者
60歳以上のすべての高齢者
特に推奨されるのが、下記の基礎疾患をお持ちの方です
⬇️
COPD、肺気腫
喘息
心不全
心筋梗塞、狭心症 ・糖尿病、慢性腎不全
血液疾患
悪性腫瘍(がん)
免疫能低下
※60歳未満の方でも、上記基礎疾患がある方は接種適応となることもあります。主治医とご相談ください。
⚫️効果
60歳以上で82.6%、基礎疾患がある60歳以上で94.6%でした。つまり、「60歳以上の方がこのワクチンをうつと、RSウイルスに感染するリスクを約1/5程度に減らせる」、「基礎疾患のある60歳以上の方がこのワクチンをうつと、RSウイルスに感染するリスクを約1/20程度に減らせる」ということです。 さらに、入院や重症化も約1/5程度に減らすことがわかっています。死亡率にどの程度関与するかはまだデータとしてはでてきていません。
⚫️接種回数
1回だけ筋肉注射をします。
⚫️主な副反応
50%以上 接種部位の痛み
10%以上 頭痛、筋肉痛、疲労、関節痛
1~10%未満 発熱、接種部位の腫れ
1%未満 過敏症反応(発疹)、腹痛、悪心など
⚫️費用
1回 25,000円 (税別)
※現在、このワクチンに対する、国や自治体の補助はありません
Q. 接種するか悩む方は
お子さんもしくはお孫さんが風邪をひいた、RSウイルス感染症になってしまった際に、自分にもうつってしまってつらい思いをしたことはないでしょうか?もしくは重症化してしまって入院してことはないでしょうか?その原因がRSウイルスだった可能性もあります。
「風邪をひくといつも咳がひどくてゼイゼイしてしまう」といった方も実はRSウイルス感染症が原因のこともあります。
60歳以上の方はもちろん、60歳未満の方でも当院まで是非ご相談ください。
岡本医院
- 2024/02/27 50歳を過ぎたら帯状疱疹ワクチンの予防接種ができます。
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日本人成人の90%以上は、帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜んでいて、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるといわれている。
*帯状疱疹ワクチンには2種類あります
●従来型生ワクチン(1回接種)
弱毒生水痘ワクチン 従来型 商品名:「ビケン」
弱毒化された生きたウイルスが含まれており、小児に使用する水痘ワクチンですが、帯状疱疹を予防する効果があります。1回の接種で済みますが、有効性は約60%で、5年を超えると有効性が低下します。
接種費用 7,700円(税込)
●シングリックスワクチン(2回接種)
不活化ワクチン 商品名:「シングリックス」
2か月間隔で2回接種(合計2本)が必要ですが、予防効果が90%以上と高く、効果の持続も10年程度見込まれます。生ワクチンに比べると、注射部位の痛みや発赤、腫れやなどの副反応が多く出ると言われます。
接種費用 1回22,000円(税込) (2回接種で44,000円(税込))
『シングリックス』は2020年1月に帯状疱疹専用の予防接種として認可されたものです。国外では公費扱いにもされている予防成績の優れたワクチンです。
→ 帯状疱疹について詳細ページを見る
- 2023/10/18 子どもの【あざ】どう見て・どう治療するか?当院はあざ治療に力を入れています🏨
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当院では開院当初より、子どもさんの”あざ”の治療に力を注いでおります。
開院以降、非常にたくさんの患者様にお越しいただき、あざ治療を終了し当院を卒業されていかれました。
治療期間については、ほとんどの場合で、約1年以上(数回のレーザー照射など)は有しておりますが、できるだけ早期(可能であれば生後2−3ヶ月から)からの治療を行うことで、早期の改善を得ることができます。
あざでお困りのことがあれば、いつでもご相談ください。
また「あざ」だけではなく「シミ」も、親子で治療を
⚫︎あざの種類
・赤あざ(毛細血管奇形・乳児血管腫・毛細血管拡張症)
・茶あざ(扁平母斑・カフェオーレ斑・雀卵斑)
・青あざ(太田母斑・異所性蒙古斑・青色母斑)
・黒あざ(色素性母斑・母斑細胞性母斑・獣皮様母斑・外傷性刺青)
・他 脂腺母斑・表皮母斑・サットン母斑
⚫︎治療方法
・手術療法
・保存的療法
・レーザー治療 など
⚫︎使用レーザー
・PICOレーザー(Pico-way)
・Qスイッチルビーレーザー(Naso Star R)
・QスイッチYAGレーザー(Spectra)
・ロングパルス色素ダイレーザー(V-beam)
・ダイオードレーザー(Light-share)
"あざ”治療には、非常に多くの時間がかかります、1日でも早いスタートを!
詳細は、診察時にご説明させて頂きます。
→ あざについて詳細ページを見る
- 2023/10/04 アトピー性皮膚炎に対する最新治療薬トラロキヌマブ(遺伝子組換え)製剤について💉
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現在、アトピー性皮膚炎の治療においては、ここ数年革新的な進歩を遂げております。
数十年に前に、ステロイド製剤が世の中に誕生した時に、様々な病気がステロイド製剤で劇的な改善が認められるようになりました。
現在もステロイドは様々な疾患に対して、使用されておりますが、副作用の問題も大きく、今もなおコントロールの難しい薬剤であると感じております。
そこで、近年、新しい治療薬として”JAK阻害剤” や”生物学的製剤”などが長年にわたる様々な研究者の努力の結果、世の中に登場してまいりました。
当院でも、従来の治療でも十分な改善が得られない患者様に対して、”生物学的製剤*(遺伝子組換え)”を併用した治療を行わせて頂き、ほぼほぼ全員の患者様に、劇的な改善が認められております。
*生物学的製剤とは:最先端の技術(バイオテクノロジー)によって、生物から産生されたタンパク質を有効成分とする薬です。体内のタンパク質を補うものや、病気の発症にかかわる物質を抑えることができます。生物学的製剤はタンパク質でできているため、口から飲むと、消化酵素の作用を受けて分解されてしまいます。そのため、現時点では飲み薬はなく、主に静脈内や皮下などに注射して投与します。
⚫︎生物学的製剤(基本 皮下注射)
現在、以下の3剤が使用可能となっております。
・トラロキヌマブ(製品名 アドトラーザ 抗IL-13抗体) NEW 9月発売
→ アドトラーザについて詳細ページを見る
→ アドトラーザ患者向け小冊子(PDF)
・デュピルマブ(製品名 デュピクセント 抗IL-4/13受容体抗体)
→ デュピクセントについて詳細ページを見る
→ デュピクセント小冊子(PDF)
・ネモリズマブ(製品名 ミチーガ 抗IL-13受容体A抗体)
⚫︎JAK阻害剤(経口薬)
・バリシチニブ(製品名 オルミエント)
・ウバダシチニブ(製品名 リンヴォック)
・アブロシチニブ(製品名 サイバインコ)
現在、当院では、従来の治療に加え、それぞれの患者様の病状に応じて上記治療薬を選択・併用することにより、患者様皆様方にはより快適な日常生活を送って頂けるよう、最善の努力を行っております。
上記治療をご希望の患者様は、一度、ご来院頂き、治療に関する詳細をご説明させて頂きます。
→ アトピー性皮膚炎について詳細ページを見る
- 2023/09/26 令和5年度 茨木市インフルエンザワクチン接種費用助成について
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令和5年度、子どもと妊婦さんを対象としたインフルエンザワクチンの接種費用の助成が行われることになりました。
また、高齢者のインフルエンザワクチン予防接種に関しても自己負担額の無償化が同時行われます。
当院は、茨木市予防接種委託医療期間に指定されております。
⚫︎茨木市ホームページより
1.事業名
令和5年度 茨木市インフルエンザワクチン接種費用助成事業
2.接種期間
令和5年10月1日から令和6年1月31日まで
*上記期間内に受けたインフルエンザ予防接種が助成対象となります。
3.対象者
(1) 生後6ヶ月から18歳*までの者
*18歳に至る日の前日が属する年度の末日まで
(2)妊娠中の者(妊娠の届出をした者に限る)
4.助成金額
1回の接種につき 2,000円
5.助成回数
接種日現在、6ヶ月以上13歳未満の者 :1人2回
接種日現在、13歳以上の者 :1人1回
★なお当院では、接種対象年齢を、3歳以上からとさせて頂きます。
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1.事業名
令和5年度季節性高齢者インフルエンザ予防接種
2.接種期間
令和5年10月1日から令和6年1月31日まで
3.自己負担額
茨木市民 無料
覚書提携市* 1,500円 *吹田市、箕面市、高槻市、摂津市、島本町
詳しくは下記をご確認ください。
→ インフルエンザワクチン予防接種費用助成(茨木市HP)
→ 令和5年度(2023年度)季節性高齢者インフルエンザ予防接種(茨木市HP)
→ インフルエンザ予防接種予診票2023ダウンロード(PDF)
- 2023/09/14 インフルエンザワクチン接種開始についてのお知らせ🏥
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今年のインフルエンザは、夏であるにも関わらず大流行の状態が続いております。
未だ、コロナ感染もおさまることなく、インフルエンザと並び多数の学校で学級閉鎖などが相次いでおります。
当院でも、この事態に備えるべく、10月2日より、インフルエンザワクチンの接種を開始致します。
(予約受付 開始日)
・9月19日(火)9時から予約受付開始(ワクチン数には限りがあります)
*ワクチンのご予約につきましては、必ずお電話でお願い申し上げます。
*電話受付時間 午後2時〜4時30分 の間のみとさせて頂きます
(接種開始日)
・10月2日(月)〜
(接種料金)
・一般 3,500円(税別)
・3歳〜13歳未満 1回目 3,500円(税別)/ 2回目 3,200円(税別)
(2〜4週間隔で2回の接種を推奨)
⚫️なお、上記ワクチンの接種につきましては、事前にご予約頂いた方のみの対応とさせて頂きます。
⚫️小児のワクチン接種につきましては、3歳以上からの対応とさせて頂きます。
→ インフルエンザ予防接種予診票2023ダウンロード(PDF)
→ ワクチン接種について詳細ページを見る
- 2023/05/29 手の多汗症外用薬「アポハイドローション」6月1日より処方開始!日本初!
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2023年6月1日より、「原発性手掌多汗症」を対象疾患とするアポハイドローション(オキシブチニン)の処方が可能となりました!手の多汗症の薬としては、日本で初めての外用薬となります!
6月1日発売以降、すでに数十人の患者様に処方させて頂きましたが、確実に効果が認められております。これまで手汗で悩まれておられた皆さまには、ぜひ、1日でも早くお使い頂き、ストレスのない日常生活を送れることができますよう、心より願っております!
●薬品情報
・製品名
アポハイドローション20%
・一般名
オキシブチニン塩酸塩
・効能効果
原発性手掌多汗症
・用法用量
1日1回、就寝前に適量を両手掌全体に塗布する。
(1回の塗布量は、両手でポンプ5押し分を目安)
★6月1日より、処方開始!!
→ みんなの手の汗お悩みサイトへ
→ 汗・わきが・多汗症について詳しく見る
→ 参考 ワキ汗治療ナビ(外部サイト)
- 2023/04/11 美容医療は医師で選ぶ時代「名医のチョイス」に掲載されました
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美容医療・婦人科の医師を紹介するメディア「名医のチョイス」から取材を受けました。
以下、「名医のチョイス」からの引用です(ライター松本亜紀様に心より感謝致します)
「飾らないお人柄とざっくばらんな話ぶりが魅力の岡本先生。美容の悩みもちょっとした体の不調も何でも聞いてくれる、まさに「町の頼れるお医者さん」という印象でした。学生さんからお年寄りまでたくさんの患者さまが「先生、ちょっと聞いてよ」と訪れる様子を想像しながらお話を伺いました。」
大変、嬉しいお言葉、誠にありがとうございました。
これからも患者様 皆様方のために、常に勉強を怠らず、技術の研鑽を積み、診療・手術ともに最善の治療を提供できるよう努力していきたいと思います。
岡本医院 岡本光豊
→名医のチョイスインタビューページを見る
- 2023/04/10 AGA 男性型脱毛症の進行遅延に、新薬が登場しました!
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この度、男性型脱毛症AGAの治療薬として、画期的な薬剤が登場致しました!
●薬剤名 : デュタミンプロ DutaMinPro
●有効成分: デュタステリド 0.5mg * + ミノキシジル 2.5mg *
*デュタステリド:5α-還元酵素1型/2型阻害剤
例 ザガーロ(GSK グラクソスミスクライン)
*ミノキシジル:血管拡張剤(発毛促進)
例 リアップ(大正製薬)
上記のごとく、このデュタミンプロは、ザガーロとリアップの合剤で、AGA治療に欠かすことのできないこの2剤を混合した内服薬となります。本来は、別々に服用しなければならないのですが、1剤になったことにより飲み忘れることもなく、毎日服用して頂けけるかと思います。
●服用方法 : 1カプセル 1日1回 内服 (1日上限 1カプセルまで)
*本薬剤開始するにあたっては、血液検査が必要となる場合もあります
●価格 : 9,000円(税別) 30日分( 1箱 30カプセル入り)
●使用上の注意
投与開始後12週間で改善が認められる場合もありますが、治療効果を評価するためには、通常6ヶ月間の治療が必要となります。しかし6ヶ月以上、内服を継続しても効果が認められない場合には、投薬は中止させて頂きます。
●禁忌
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
・人工透析を受けている方
→ AGA治療について詳しく見る
- 2023/04/03 じんましん治療薬「ゾレア」での治療を行っています
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当院では、通常の内服薬などでコントロール不良な原因不明のじんましんに対して、積極的に”ゾレア”(注射薬)を使用し、ほぼすべての患者様に安定した効果が認められてります。
●ゾレアとは
蕁麻疹(じんましん)の原因を特定するために、色々な検査を行うことがありますが、あらゆる検査を行ったにもかかわらず、原因の特定に至らないことが、じんましん治療においてはかなり多く経験することがあります。
製薬会社のノバルティスファーマが製造販売している「ゾレア」は、このような検査によっても原因が特定できず、既存の治療によって十分な効果が得られなかった患者さまに対して使用するお薬です。
具体的には、特発性の慢性蕁麻疹(じんましん)の原因の一つと考えられるIgEを抑えます。これにより、蕁麻疹(じんましん)の原因となるヒスタミンの産生を阻害したり、アレルギー症状を軽減させる効果が期待できるのです。
(投与方法)1回300mg(注射)を4週間ごとに皮下注射 (*自己注射も可能)
●ゾレアの対象となるのは
・今までの治療で効果が不十分だった
・12歳以上である
・蕁麻疹(じんましん)の原因が不明だ
・ゾレアに対する過敏症の既往がない
※なお、妊娠中および授乳中の女性は、必ず主治医にご相談ください。
●ゾレア投与後は、以下の症状に注意してください
・気管支の痙攣
・呼吸困難
・血圧低下
・失神
・全身の発疹
・全身の痒み
・唇や舌、のどの粘膜などの腫れ など
※上記のような症状が見られたときは、速やかに主治医や医療機関までご連絡ください。
●ゾレアの医療費
ゾレアをどのように用いるのかによって異なりますが、一般的には4週間ごとに1回300㎎を投与します。この場合、1か月あたり約6万円となります。(この他に、通常の初・再診料や投薬、調剤料などの費用が掛かります)
なお、実際の患者さまの窓口負担額は、年齢や収入、医療保険の制度(市町村国保、組合健保など)によって異なりますが、概ね1~3割負担です。さらに、高額療養費制度などの負担軽減措置が設けられています。詳しくは、ご加入の保険者(市町村や企業の健保組合)までご確認ください。
★ゾレア治療ご希望の方は、一度、ご来院頂き、この治療に関する詳細をご説明させて頂きます。
ご不安もあるかとは思いますが、すでに多くの患者様がご使用になられ、日々快適に過ごされております。一度、ご相談ください。
- 2023/03/13 「原発性手掌多汗症」を対象疾患とする外用薬が承認が了承されました!
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2023年3月3日、厚労省の薬食審・医薬品第一部会にて「原発性手掌多汗症」を対象疾患とするアポハイドローション(オキシブチニン)の承認が了承されました!
手の多汗症に対する有効な治療薬は,これまではありませんでしたが、この外用剤の登場により、きっと非常に多くの患者様が喜ばれることと確信しております!
●薬品情報
・製品名 アポハイドローション20%
・一般名 オキシブチニン塩酸塩
・効能・効果 原発性手掌多汗症
・用法・用量 1日1回、就寝前に適量を両手掌全体に塗布する。
アポハイドの有効成分のオキシブチニンは抗コリン薬に分類されていて、過活動膀胱の治療薬等でも使用されています。
発売時期が決まりましたら、改めてアナウンスさせて頂きます。
→ 汗・わきが・多汗症について詳しく見る
→ 参考 ワキ汗治療ナビ(外部サイト)
- 2023/03/13 いよいよ汗が嫌な季節になってきました・・保険適応治療薬「エクロックゲル」
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いよいよ春をむかえ気温も上昇し、汗が気になる季節となってきました・・
当院ではわき汗の治療に対し、新しい塗り薬【エクロックゲル】を治療に取り入れ、約3年が経ちました。これは保険で処方できる、初めての腋窩多汗症外用薬となります。
これまで非常にたくさんの患者様に処方させて頂きましたが、ご使用になられた約90%の患者様より、「汗がおさまり、日常生活が楽になりました」「汗が減り毎日が楽になり、精神的にも満足しております」などのお声を頂いております。
●作用機序
わき汗はエクリン汗腺という種類の汗の腺から出ており、この汗腺は交感神経からでるアセチルコリンという物質を介したシグナルを受け取って汗を出します。
エクロックゲルはこのアセチルコリンによるシグナルをブロックし、過剰に出る汗を止めます。
●使用方法
1日1回、両脇に塗るだけの簡単操作です。
使用開始後、1−2週間で徐々に効果が現れます。
中には、数週間続けてみたが効果がいまいち感じられない、
また皮膚炎、かゆみ、喉の乾き、目がまぶしいなどの症状が出現し、継続ができなくなった患者様もおられます。
しかし、大部分の患者樣には確実な効果が認められております。
今後、当院においても引き続き副作用などに注意し、皆様のお役に立てるよう努力してまいります。
→ 汗・わきが・多汗症について詳しく見る
→ 参考 ワキ汗治療ナビ(外部サイト)
- 2023/02/22 アトピー性皮膚炎治療薬「モイゼルト軟膏(ジファミラスト)」PDE4阻害薬
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モイゼルト軟膏(一般名:ジファミラスト)は、外用剤に適した物性を持つ化合物として大塚製薬株式会社により開発されました。日本初となるホスホジエステラーゼ4(PDE4)阻害剤の外用薬です。2021年9月承認、発売日は2022年6月1日です。
モイゼルト軟膏はPDE4を選択的に阻害することで炎症性サイトカインなどの化学伝達物質の産生を抑制し抗炎症作用を発揮します。ステロイドの維持期に置き換えて使うことで、ステロイドの使用を減らせる可能性があると考えられます。
●モイゼルト軟膏の特徴
ステロイド外用薬、プロトピック軟膏、コレクチム軟膏と異なる新しい作用機序を持った安全性の高いお薬です。モイゼルト軟膏の主成分であるジファミラストは国内で30年の期間を経て研究開発がされました。
●モイゼルト軟膏の適応患者様
・2歳以上~14歳以下の小児のアトピー性皮膚炎の方
・15歳以上~70歳以下の成人のアトピー性皮膚炎の方
軽症のアトピー性皮膚炎からお使いいただけます。
●モイゼルト軟膏の患者様負担金額
1本(10g)のチューブ入りですので、モイゼルト軟膏1%1502円(450円)/1本、モイゼルト軟膏0.3%1420円(426円)/1本となります。
※( )内は薬剤のみの3割負担の金額
→ アトピー性皮膚炎について詳細ページを見る
- 2023/02/12 いよいよ花粉の季節がやってきました😅 鼻水、顔や目のかゆみ、くしゃみ・・・
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いよいよ花粉の季節がやってきました。当院においても日々、花粉症の患者様がご来院されております。「いったい自分は、何のアレルギー持っているのだろうか?]など一度検査して調べてみたい!ならば、診察の際にお声かけください!
●血液検査(保険適応)・・・一度に48種類のアレルゲンをチェックできます
(例)スギ、ヒノキ、ハウスダスト、卵、エビ、カニ など
検査後、2〜3日で検査結果をお伝えできます!
他、ご希望があれば金属アレルギーなど、あらゆるアレルギー検査も可能です。
→アレルギーについて詳細をみる
- 2022/12/28 当院では「先天性のあざ」の治療に力を入れております
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当院では5年前の開院時より、小児のあざ治療に力を入れております。
開院以降、たくさんのあざ治療に携わり、結果多くの子どもさん達が治療を終え、当院を卒業していかれました。岡本医院では、基本的にレーザー治療で約90%のあざは治療可能と考えます。
あざの種類、形状、大きさ、患者様の年齢や社会的要因によって、レーザー治療、手術、皮膚移植などから選択します。(保険適応で治療行います)
●適応疾患
・毛細血管奇形(単純性血管腫)
・乳児血管腫(イチゴ状血管腫)
・異所性蒙古斑
・太田母斑
・扁平母斑
・外傷性刺青
●当院使用レーザー
・ピコレーザー
・Qスイッチルビーレーザー
・QスイッチYAGレーザー
・Vbeam ロングパルスレーザー etc
上記疾患に対し各種レーザーを使用し、数ヶ月〜数年かけて治療を行なっていきます。
詳細は診察時にご説明させて頂きます。
→ あざについて詳細ページを見る
- 2022/12/28 アトピー性皮膚炎治療薬「デュピクセント®︎」
従来の治療で十分な効果が得られない方に
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●アトピー性皮膚炎の治療目標
アトピー性皮膚炎の治療では、以下のような状態を維持することを目指します。
①症状がない状態、あるいはあっても日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としない状態
②軽い症状はあっても、急に悪化することはなく、悪化してもそれが続かない状態
★具体的な目標
・夜ぐっすり眠れる
・ファッションを楽しむ
・仕事に集中できる
・勉強に集中できる
・旅行に行く
・温泉でのんびりする
・対人関係で積極的になる
●治療方法
確実な診断・重症度の評価をした後、治療の目標やゴールを共有した上で、以下のような治療が行われます。
外用療法
・保湿外用剤
・ステロイド外用剤
・タクロリスム外用薬
・JAK阻害剤
全身療法
・デュピクセント
・シクロスポリン
・経口ステロイド
・光線療法
★新しい治療薬「デュピクセント®︎」とは
→投与できる方・・・今までの治療で十分な効果が得られない成人アトピー性皮膚炎の方にご使用頂けます。
デュピクセントは、「IL4」と「IL13]という物質の働きを直接抑え皮膚の炎症細胞を抑制することによって、かゆみなどの症状や皮疹などの皮膚症状を改善する新しい治療薬です。
当院でも、多くの患者様に処方させて頂き良好な治療結果が得られております!
詳細は以下をご確認ください。
→ デュピクセント 小冊子PDF
→ アトピー性皮膚炎について詳細ページを見る